子供の過失は親の責任~子育て世帯に個人賠償責任保険が必要なワケ~
子供を育てていると、ケガや病気の心配をして保険に入るということがありますが、その逆の心配をしたことはありますか?
例えば、自分の子供が誰かにケガをさせてしまったり、お友だちのおうちの高価なものを壊してしまったり。子供は大人が考えもつかないことをしてしまうものです。
子供の過失は親の責任です。そうなった時に、しっかり責任が取れるように個人賠償責任保険への加入をお勧めします。
個人賠償責任保険とは?
個人賠償責任保険とは、日常生活で家族以外の第三者ににケガを負わせたり、他人の物を壊してしまったなど、法律上の賠償責任を負ってしまったときに、損害賠償金や訴訟になった場合の弁護士の費用等、訴訟費用等を含め保険金が支払われる保険です。
個人賠償責任補償特約や日常生活賠償特約という名前で販売されていることもあります。
現在は個人賠償責任保険単独での販売はしていないようです。自動車保険や火災保険、傷害保険に特約として付帯するのが一般的となっています。
支払いの対象例
- こども(小学生以下)がいたずらして他人の車にキズをつけた
- 親子でキャッチボールをしていて他人の家のガラスを割った
- 自転車に乗っていたところ、ハンドル操作を誤り、通行人にぶつかりけがをさせた
支払いの対象例を見てみると、子供がいれば起きてもおかしくない事故ばかりです。 特に自転車事故などは、2008年にあった神戸市の事故を思い出します。
9500万円もの大金は、保険にでも入っていないとすぐに出せる金額ではありませんよね。
私はこのニュースを見て、親になるということはこういう一面もあるのだなと考えさせられました。
コープ共済「たすけあい」加入なら個人賠償責任保険が月々170円で付帯できます
我が家は息子が生まれた時にコープ共済のジュニア18コース(月々1,000円)に加入し、個人賠償責任保険を付けています。
月々の掛け金は、2005年の加入当時は100円でしたが、加入者数に準じて値段が変わります。
2014年現在は月々170円となっています。
保障額が1億円なので、月々170円の支払いでこの安心が得られるのならば十分すぎるくらいだと思っています。
1世帯のうち一人加入していれば家族全員の過失をカバー
この保険は個人についているものではなく、契約者、契約者の配偶者、契約者または配偶者の「同居の親族および別居の未婚の子」が保障対象になるので、誰かひとりにつけていると家族全員分の過失をカバーしてくれます。
賠償事故解決特約付き
示談交渉サービスとも言われていて、保険会社が間に入って事故の解決を手伝ってくれるサービスです。
加害者・被害者が存在する個人賠償責任には、当事者同士の感情のもつれなど、個人では解決しがたい場合があります。
そんな時、保険会社が間に入って示談交渉してくれた方がスムーズにいくのですね。
コープの個人賠償責任保険には賠償事故解決特約がついていますが、保険会社によってはこういった示談交渉サービスがないところもありますので、注意が必要です。
個人賠償責任保険は生命保険料控除の対象にはなりません
年末調整や確定申告に気になる生命保険料控除。
現在の所得税法では、生命保険料部分のみが控除の対象となると定められています。
残念ですが、損害保険である個人賠償責任保険は生命保険料控除の対象とはならないんですね。
誰でも被害者・加害者になる可能性があるから
自分や家族が誰かを傷つけてしまうかもしれないなんて、考えたくないことです。
でも、「思いもよらない事故」というのはある日突然やってきます。誰でも、被害者・加害者になる可能はあるのですね。
そうなった時に親としてきちんと責任が取れるようにしないといけないな・・・と思います。
出産準備として赤ちゃんの保険を考えている場合は、こういった特約も参考にしてみてくださいね。
主な生協一覧(コープ共済「たすけあい」に加入するには生協への加入が必要です)
●兵庫県・大阪北地区・京都府京丹後市にお住いの方>>>
●東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・山梨・静岡・福島・栃木にお住いの方>>>
●茨城・栃木・群馬・千葉・埼玉・東京・長野・神奈川・静岡・山梨・新潟にお住いの方>>>
●全国の生協一覧>>>お近くの生協を検索(日本生活協同組合公式HP)
■こちらの記事もおすすめです■
・生協の宅配サービス~自宅下はスーパー!それでも私が生協の宅配を利用した6つの理由~
・生協で扱っている保険は妊娠中でも入れて今回の出産を保障してくれます!
・「くらしの助け合い」コープの産前産後ヘルパー【里帰りしない産後の生活の準備】
*ランキングに参加しています*
