内祝いのお金&マナーの常識
出産祝いは、ママになって最初に体験するお祝いごとです。
お祝いをもらったら、お返しを考えないといけませんね。出産後、赤ちゃんのお世話をしながら内祝いの商品を考えたり、マナーを調べたりするのはとても無理!
内祝いは、ぜひとも妊娠中に準備しておきたいものですね。
出産したら、まず報告
赤ちゃんが生まれたら、親戚・友人・知人などに報告します。
出産後すぐに知らせる
両親や兄弟姉妹など、身内には出産後すぐに知らせます。
退院後に落ち着いてから知らせる
親戚や仲人、友人には退院後に少し落ち着いてから知らせるのが一般的です。
お知らせの方法
目上の人には封書で伝えるのが正式なマナーです。封筒に入れるカードでも封書と同等とみなされます。
はがきは目上の人には失礼にあたるので、なるべくなら避け、ましょう。
どうしてもという場合は、「はがきで失礼します」と一言添えるといいですね。
親しい友人なら、メールで報告しても大丈夫です。
お知らせ先リストを作る
〇〇さんには封書、○○さんには電話、○○さんにはメール・・・などとお知らせ先リストを作っておくと、後であわてません。
封書で出す方には、書けるところはあらかじめ書いておき、切手も貼っておくと後が楽ですね。
出産祝いの相場は?
出産祝いを送るときの目安は、双方の年齢やお付き合い度合いによっても変わってきます。
隣近所の知人なら3,000円、双方の年齢が若いなら5,000円、親戚なら1~2万円が相場と言われています。
職場では連名で送ることが多いので、一人当たり2,000円前後となっています。
出産祝いをいただいた時にするべきこと
まずはお返しを贈る前にお礼状を出しましょう。
いただいて3日以内に出すのが礼儀です。
お返し(内祝い)の目安は?
一般的に半返しと言われるように、お祝いの半額~3分の1程度がお返し(内祝い)の目安となります。
とは言え、その地方の風習やご実家の習慣などもあるかもしれないので、お返しをするときは、ご両親や義両親に相談するのがベストです。
お返し(内祝い)を贈る
出産祝いのお返し(内祝い)はすぐに贈らず、相手の気持ちをしっかり受け止めるという意味でも、いただいてから3週間~1ヶ月以内に送るのがベストです。
贈り物には紅白の蝶結びの水引をかけ、「内祝」と表書きし、下には赤ちゃんの名前を入れます。
グループから出産祝いをいただいた場合のお返し(内祝い)は?
会社など組織全体からいただいた出産祝いは、原則として内祝いは不要です。
ですが、「同期一同」「友人一同」など有志でいただいた場合は、内祝いをお返ししましょう。
お菓子やハンカチなど、全員にいきわたるものを選び、お礼状を添えてまとめて会社に送ります。
友人なら一人ずつ自宅に送るか、少額なら次に会ったときに渡してもいいと思います。
多少の持ち出しも覚悟して
出産祝いは、現金を贈ると人もいれば、商品を贈るという人もいます。
商品を贈られた場合、お返し(内祝い)は自腹で買わなくてはいけないので、多少の持ち出しがあるかもしれません。
後で慌てないように、内祝い用の予算を取っておいた方が安心ですね。
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