今日話した大人は夫だけ・・・育児で感じる孤独への対処法
赤ちゃんを出産したすぐ後は、慣れない育児に日々奮闘し、気持ちの余裕はありませんでした。
でも、出産から数か月がたち、育児にも慣れてきて気持ちに余裕ができてきた頃、私は孤独を感じるようになったんです。
「そういえば、今日は夫以外、大人と話していない・・・」
社会からの断絶
その頃の私の生活は、朝起きて夜寝るまで、家事と子供の世話で終わっていました。
子供はまだねんねの頃だったので、出かけると言えば近所の買い物くらい。
誰も話す相手はいません。
まともに話せる相手は夫だけ。なんだか、社会から断絶されたような孤独な気持ちになっていました。
私は一人目を産むまで仕事をしていたので、「今頃みんな仕事しているんだろうな・・・」と思うと、自分だけ取り残されたような、寂しい気持ちにもなりました。
夕暮れ泣きで、一緒に涙
赤ちゃんは2~4ヶ月になると、夕暮れ泣き(またはたそがれ泣き)をすることがあります。
理由はよく分からないらしいのですが、赤ちゃんも1日の疲れがでるからとか、寝ぐずりするためとか、寝ているだけの姿勢に飽きるためとかいろいろ諸説あるようです。
私も、一人目はこのたそがれ泣きにかなり悩まされました。
「暑い?」「おっぱい?」「だっこ?」
何をしても泣き止まない我が子に、母親なのにどう対処していいのかわからない・・・。
自分の孤独とも重なって、どうしていいか分からず、一緒に泣いたこともありました。
私の育児からくる孤独への対処法
このままじゃ自分の心が病んでくると思った私は、いくつかの対処法を考え実践しました。
所属先を作る~育児サークルへの参加~
「自分がどこにも属していない」というのは、私の存在がどこにもないような不安に駆られました。
なので、その不安を埋めるために、いくつか育児サークルに参加しました。
育児サークルの情報は、自治体の役所の子育て支援コーナーにあります。
1週間に一度でも、決まった時間に決まった場所に行くというのは安心感がありましたし、同じような悩みを持つママと知り合いになれて、よかったと思います。
趣味の時間を持つ
思えば、子供が生まれてから自分の趣味に充てる時間はなくなりました。
私はお菓子作りが好きなのですが、子供が生まれてからというもの、お菓子作りはもちろんのこと、本を読んだりすることもなくなりました。
「自分だけの、心から楽しいと思える時間を持つ」ことも大事なんだとその時気づきました。
それからは、1日30分でも、自分だけのことに時間を使うようになりました。
夫にサポートしてもらう
本来ならば、夫に自分が孤独を感じていることを話して、サポートしてもらうのが一番いいと思います。
ですが、夫に素直に「寂しい」「孤独を感じている」というのは、私の性格からしてなかなか言えませんでした(^^;)
夫は仕事を頑張ってくれているのだから、家のことは私がちゃんとしなくては、と思っていたんですね。
「助けてほしい」と素直に言えなくて、「もっと家事を手伝って」と言葉の変換をしてしまったためにケンカになってしまったこともありました。
もうちょっと素直に助けを求めてもよかったんじゃないかな・・・と今となっては思います。
育児で感じる孤独がなくなるのはいつ?
私の孤独が軽減されたのは、子供が話すようになったことが大きいです。
コミュニケーションが取れるようになると、育児も断然楽しくなります。その頃には歩けるようにもなるので、行動範囲も広がります。
いろんなところに出かけて、私も孤独を感じることが随分と少なくなりました。
最終的な孤独解消は、幼稚園の入園でした
私の場合、本当の意味で孤独を感じなくなったのは、子供が3才の時の幼稚園入学でした。
やはり、どこかに所属しているというのは、行くべきところがある(=存在していることの証し)と思えて安心しました。
同じ幼稚園のママとも仲良くなり、子供の話だけではなく、自分自身の話を他のママとできるようになってようやく、私の孤独はなくなったように思います。
同じ悩みを持つママへ
昔の私と同じように、同じ悩みや孤独を感じているママもいらっしゃるかもしれませんね。
でも、大丈夫ですよ。ずっと孤独は続きません。赤ちゃんも成長します。「ママ」と話かけてにっこり笑ってくれる日が必ずきます。
そして、「あんなに小さい赤ちゃんだったのにね・・・」と懐かしく思い出す日も。
寂しい気持ちも、孤独も、豊かな人間を育てるための、ちょっとしたスパイス。
自分の気持ちをしっかり受け止めて、赤ちゃんだけでなく、自分にもよしよししてあげてくださいね。
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