子供のいたずらでお札が切られた時の対処法【我が家のヒヤリ体験】

子供がおとなしい時。それは何かいたずらをしている時ー。

当時、2歳になったばかりの息子がおとなしく遊んでいました。

何して遊んでいるのかなー?と思って見てみると・・・私の財布を引っ張り出して、クレジットカードとお札をハサミでチョキチョキ・・・。

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切られたお札・・・どうする?

クレジットカードやお札を切るなんて、大人にはとても発想できないことで、やられた時はかなりびっくりしました。

クレジットカードは新しく発行してもらうからいいとして、問題は切られたお札です。

破損したお札は銀行で交換してもらえる・・・と思っていたので、近くの都市銀行に行ってみました。

すると、お札の交換は日本銀行の本店・支店でないと交換できないとの事!

:最後の追記をご覧ください。日本銀行以外でもサービスとして交換を行っているところもあります)

そしてネットで日本銀行の支店を調べ、電車に乗って交換に行きました。

結局、切られた1,000円を新しい1,000円に交換するのに、電車賃が320円かかりました・・・。

切れたお札を交換してもらう方法

もしかしたら私と同じように子供のいたずらで、お札が切られて困る方もいらっしゃるかもしれないので、お札が破損した時の対処法をまとめてみたいと思います。

交換できるお札の基準

イ.券面の3分の2以上が残存するもの

額面価格の全額をもって引換えます。

ロ.券面の5分の2以上3分の2未満が残存するもの

額面価格の半額をもって引換えます。額面価格の半額に一円未満の端数がある場合には、これを切り捨てます。

出典:日本銀行>日本銀行が行う損傷現金の引換えについて

面白いのは、全額交換してくれるか否かだけでなく、残ったお札の面積によっては半額の交換となることです。

ちなみに日本銀行ではお札のことを「銀行券」硬貨のことを「貨幣」と表記しています。

ついでに貨幣(硬貨)の交換基準は以下になります。

イ.金貨
量目の98%以上のものについて、額面価格の全額をもって引換えます。

ロ.金貨以外の貨幣
量目の2分の1を超えるものについて、額面価格の全額をもって引換えます。

銀行券(お札)は面積、貨幣(硬貨)は重さが交換基準となるのですね。

残った銀行券(お札)の面積による引換基準

日本銀行
引き換えるための準備

速やかに引き換えてもらうために、交換前に下準備が必要です。

私もパズルみたいに貼りあわせて持っていきました。

イ.銀行券

シュレッダー等により細かく裁断されたものを含め、破れた銀行券については、できる限り各片を貼り合せてください。その際、記番号の確認、模様の突合、色合いの確認等を行うことにより、異なった銀行券の片を貼り合わせないようにしてください。細かく裁断されたままの状態となっているものについては、同一の銀行券の紙片であると認められないとして、失効と判断することがあります。

濡れた銀行券については、できる限り1枚ずつの状態で乾燥させてください。

また、付着物は、できる限り取り除いてください。

ロ.貨幣

汚れのひどいものは、水洗いのうえ乾燥させてください。また、金属片、プラスチック等の付着物はできる限り取り除いてください。

日本銀行の本店・支店一覧

引換基準を満たしていたら、下準備した破損紙幣を日本銀行の本支店に持っていきます。

その際は事前に連絡するとより迅速に対応してもらえるようです。

日本銀行の本店・支店一覧

 受付時間:月~金 9:00~15:00

(国民の祝日に関する法律に規定する休日および12月31日~1月3日は除く)

ただ、日本銀行の数は1県に1支店しかない場合も多く、交換してもらうお金より交通費の方が高くつく・・・ということもありえます。

残念ながら、日本銀行では郵送での破損交換は行っていません。

:最後の追記をご覧ください。日本銀行以外でもサービスとして交換を行っているところもあります)

引換手続き

損傷した紙幣と免許証や保険証などの本人確認書類を持って、交換に行きます。

引換窓口にある「引換依頼書」に記入して、窓口に提出すると、お札の鑑定後、新しいお札と交換してもらえます。

損傷理由を聞かれたような気もしますが、「子供が間違って切ってしまいました」とそのままの理由を言っていたと思います。

手数料について

手数料は無料です。

追記:お札の交換は日本銀行以外の銀行でもできる場合があります

今回のことを記事にするにあたり、より確実性を高めるために日本銀行に問い合わせてみました。

日本銀行以外での交換する場合

都市銀行などでは顧客サービスの一環として、破損したお札を交換してくれるところがあります。

ただ、これは銀行法上決まっているわけではなく、あくまで銀行の顧客サービスの一環として行われているものです。

判定が簡単なものはその場で交換できますが、記番号が切れているなどの鑑定が難しいものは一旦預かり、日本銀行に回しての鑑定となります。

鑑定には1週間ほどかかり、交換できる場合は持ち込んだ銀行の個人口座に振り込まれます。

ゆうちょ銀行では基本引換できない

ゆうちょ銀行はもともと郵政省の管轄でした。

それが平成19年に民営化されたわけですが、その際の法令に「お札の引換業務」を織り込んでいないとのことです。

そのため、基本的にはゆうちょ銀行では破損した紙幣の交換は取り次がないようなのですが、もしかしたらサービスとしてするところもあるかもしれない、ということでした。

お札や硬貨が破損した場合、あきらめずに近くの口座のある銀行に尋ねてみましょう

日本銀行の本支店は1県に1ヶ所しかないところも多いので、1,000円を交換するのに交通費が1,000円以上かかってしまう場合もあると思います。

日本銀行の本支店が近くにないという場合は、お近くの口座を持っている銀行に尋ねてみましょう。

破損したお札の引換は顧客サービスとして行われているものなので、口座のない銀行では厳しいと思います。

 

以上が子供のいたずらでお札を切られた時の対処法です。

ほんと、子供がいるおかげでいろんな経験をさせてもらえます(笑)

我が家の失敗談が、どこかのいたずらっ子のパパ・ママの参考になることを願っています。

 

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